20年近く使っていたパルスオキシメーター(酸素飽和度と脈拍数を測る器具)が、ある日どうにも動作が不安定になりました。随分長く使ってるから仕方ないなと通販で探してみると…
なんという事でしょう!購入当時10万円近くしたパルスオキシメーターが数千円〜高くても3万円くらいで出ています。しかも可愛いのやらカッコイイのやらめっちゃ種類がたくさん!
が、しかし、時は新型コロナウイルス真っ只中の2020年3月下旬。全部売り切れになっていました。「はあ?こんなニッチなもの誰が買うと?」とビックリしましたが、メディアでドクターだか感染症の専門家だかが「心配な時はパルスオキシメーターで測ると…云々…」と説明されていたようです。いや、パルスオキシメーターで感染判断は出来ないですよ。これ本当にダメなネタです。
あちこち探しました。めっちゃ探しました。見た目は二の次で検索しまくりました。そして「在庫有り」を発見!即購入。やれやれ。
しかし待てど暮らせど音沙汰はありませんでした。ぁぁ、焦ってダメな所で買ってしまったのかも…
そしてあれから3ヶ月、封筒の裏に「あいゆうストア」とだけえんぴつ書きされた荷物が届きました。住所も連絡先も何もない。「何これ?受け取ったらお金請求されるやつかしら?」とこわごわ封を開けてみたら、なんと!すっかり諦めてたパルスオキシメーターでした。
取説は英語版のみでしたが図解があるのでなんとなく理解できます。別途必要なのは単4電池が2本でした。さっそくセットして動作テストしてみました。
指を挟んでしばらく待ちます。数回点滅した後で数字が固定したら計測完了です。指の挿入位置が浅すぎたり深すぎると上手に測定できない事があります。あとジェルネイルやマニキュアをしてると正確に測れません。
酸素飽和度が96〜98%なら正常です。同時に脈拍も出ますが、測る前に安静にしてたか動き回ってたかでも違ってくるので、寝込んでない限りわたしはあまり重要視してません。
OXIMETERの文字は手前から読み、数字は測る人側から読むレイアウトになっているようで、一瞬「え?酸素飽和度86と心拍数28?」って思いましたが実際には「心拍数82の酸素飽和度98」ということで計測は正常でした。
ふつうの生活で必要なものではないですが、健康な人でもスポーツをする時など役立つと思います。でもやっぱり今回のように専門家という人が電波を通して一般の人に薦めるものではないです。
とりあえず、何十年ぶりに新しい機種にしたらめっちゃ軽くて安くて可愛くなっている!そして「送り主:あいゆうストア」さんは平塚徳延から発送くださった。という備忘録です。
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